【重要指標トレード】米雇用統計発表
事前予想より悪いアメリカ雇用統計発表に伴って、ドル円はじめクロス円が軒並み大幅に下落となりました。
更なる下落が予想されています。
日本時間9/7(金)21:30以降の米ドル/円チャートより、雇用統計発表後の値動きにおける重要指標トレード戦略及び、今後の為替トレンドを確認しておきましょう。
それまで115.20円近辺で推移していたドル/円ですが、雇用統計発表に伴い21:30から下落。
わずか3分間で114.30円まで一気に下げました。
この下げの過程では、アクセス集中によるスリッページにより約定価格が注文価格と大幅に乖離しました。
その後一旦落ち着いた動きを見せていましたドル/円ですが、22:00頃から再度下げ始めます。
雇用統計発表から30分経過し、発表結果が市場である程度消化されたと考えられますので、その後のトレンドに従ってトレードしたい局面です。
1分足チャート・25本移動平均線への戻りを確認し、引き続き114円台前半で推移と戻りが弱い状況。
22:00以降に114.20~114.30円でシュートポジションを取りたいところです。(この場合のロスカットは114.40~114.50円で)
その後も再度下落する展開が続き、23:30頃から一段安となる局面。
先ほどエントリー出来ていない場合は、ここからショートでエントリーする事も可能でしょうか。
ただし、すでに114円割れとなっておりますので、短期で狙う場合は利幅&ロスカットをタイトにしておく方が良いでしょう。
今回の下げの起点が115.20円近辺ですので、2時間ですでに1円以上も下落していることからも、あまり大きな値幅を期待するのは危険です。
現状は113.40円前後。
アメリカ・ダウ平均株が前日比-249.97ドル(-1.87%)と200ドル以上も下落し、日経225先物のGLOBEX市場でも15805円と前日大証比-295円と大幅に下げております。
9/10月曜日の日本株も寄付きは、日経225先物:15800円前後からのスタートが予想されますので、その後の日本株の値動き次第ではドル/円のもう一段安も予想されます。
現在の為替相場は各国の株式相場との連動性が高いので、まず月曜日朝の時点からドル/円はギャップダウンしてのスタートになりますでしょうか。
そのため早々の113円割れも視野に入り、今週以降はサブプライムローム問題の関連企業の決算発表がアメリカで予定されており、株、為替共に乱高下することが予想されます。
【米ドル/円・日足チャートから見る中長期戦略】
日足チャートで見る限りは、現在の米ドル/円は短期円高トレンド継続中です。
122円割れ以降はそれまでの円安トレンドが終了しており、チャート上でのそれまでのサポートとなる122円、(心理的節目120円)、118円、115円と全てを下に突破してきております。直近でも広いレンジで114~116円のもみ合いからから下方乖離してきた可能性が出ています。
現状ではまだ断定できませんが、115円は心理的な節目でもあり、これ以上の価格に戻り即円安トレンド入りすることは建て玉からも考えにくい状況です。
現在は需給も悪く、クロス円を含めた円売りポジションで含み損を抱える投資家の戻り待ちの売りが継続していますが、根拠なき戻り期待で含み損ポジションを継続している方も多いと思います。
需給改善のためには、極端な話もう一段の大幅な下落の方が近道です。(強制ロスカットでポジション整理されますため)
これ以上の円高進行は、日本の輸出企業にも悪影響ですので、日本を含めた世界各国で様々な影響を与えます。
不安定極まりない株式相場、為替相場に加え、地政学的リスクも急浮上してきておりますので、特にスワップポジションを目的とした円売りポジションで含み損を抱える投資家の方にとっては、賢明な判断を早めにとる事をおすすめします。(=損切りです。)
いろいろな思惑の中で大口投資家による仕掛け売買も入りやすい地合いです。
強制ロスカットになる前に、今一度ご自身の外国為替証拠金(FX)ポジションを冷静に判断していただき、まずは大切な資産を守ることを最優先にしましょう。
為替相場から退場しないためにも、個々人のリスク管理能力が試されている相場地合です。


