日本株は年初来安値更新もドル円は110円台を維持
日米株式市場の不安定な相場地合が続いておりますが、特に弱い日本株は11月20日に年初来安値を更新しました。
今年いっぱいで証券優遇税制撤廃(現在:10%→20%へ)される政府方針もあり、現状の低迷相場で需給はますます悪化していますので、来年早々にかけても株式相場の低迷は続くことが予想されます。
18000円台回復よりも12000円台への下落の方が近い印象もありますが、今後は為替マーケットが徐々に株式相場離れできるのかが焦点です。
日足チャートでの短期的な相関性については、11月12日付「日本株大幅下落で2006年5月17日以来のドル円109円台」にてご確認ください。
日本株と米ドル/円の相関性から見て取れる価格レベル(概算値)です。
【USD/JPY】 【日経平均株価】
122~124 = 18000~18500
120~122 = 17500~18000
118~120 = 17000~17500 ←直近の高値水準
116~118 = 16500~17000
114~116 = 16000~16500
112~114 = 15500~16000
110~112 = 15000~15500 ←現在はこのレベル
108~110 = 14500~15000
【上:USD/JPY(米ドル/円)・週足チャート】
【下:日経225(日経平均株価)・週足チャート】

現在ドル円は、109.00円の水準にやや強いサポートラインがあります。
万一これを下回ると、もう一段の下落が予想されます。
クロス円通貨は更に大きな下落幅となる可能性がありますので、現状のレベルは注意をしておくべきでしょう。
日米株式市場の反発が短期的なものであった場合は再度下値を試すことになりますので、未だ連動性の高い為替マーケットに対する影響は避けられません。