【GBP/JPY】相場乱高下時はデイトレチャンス満載
今週は世界各国の株式市場が大荒れとなりました。
米国での0.75%緊急利下げをきっかけに、一旦は落ち着きを取り戻した印象を受けますが、まだ予断を許さない展開が続くものと思われます。
1月30日(日本時間31日4:15)に米国でFOMC政策金利の発表が予定されております。
更なる追加利下げも噂されていますが、週前半(1/21~)の日本株暴落の要因はフランス・ソシエテジェネラル銀行でのディーラー巨額損失にかかわる投げポジションだったという説もあり、追加利下げの有無に関して不透明な状況です。
サブプライム関連の悪材料に関する市場感応度は、次第に抵抗力を増している印象です。
目先半年程度で最も懸念されることの一つとしては、兆候が見え始めている中国・インド株式市場からの資金流出です。
同じアジア圏として日本株にも影響必至ですので、外部動向には引き続き注意しておきたいものです。
為替相場は少しずつ株式相場との連動性を薄めています。
ドル円は一旦105円を割れる場面がありましたが、その後は日足チャートで反転上昇の兆しが見え始めています。
クロス円に関しても目先は底堅い展開が予想されます。
相場乱高下時は、通常よりもボラリティ(=レート変動幅)が大きくなりますため、とりわけ短期投資で妙味があります。
デイトレードに最適なポンド円を例にとり、テクニカル指標と基本的な売買手法を用いて短期トレード戦略を確認してみましょう。
【GBP/JPY(ポンド/円)・5分足チャート w/MACD&RSI(2008/1/25)】

本日はいくつかの「買い」ポイントがありました。
テクニカル指標「MACD」と「RSI」を利用して、短期的な買いのタイミングを見極めましょう。
なおポンド円をデイトレードで売買する場合、概ね1円程度が利益確定の一つの目安となります。
10:30~14:00まではこう着状態が続き、高値は概ね212.00~212.10円近辺で推移していました。
その後14:00に突然動意し、順張り投資の鉄則:もみ合いからのブレイクアウトで「買い」となりました。
MACDで売りサインが出ますが、結果的にはダマシとなって更に上昇しています。
①で買った場合の売りポイントは、正直判断しずらいと思います。
ブレイクアウトが一旦止まって再度もみ合いとなる212.60円近辺で「売る」のが現実的でしょうか。
②「買い」ポイント
再び16:00頃には高値212.80近辺のもみ合いゾーンから上方にブレイクアウトします。
現実的な「買い」は212.90~213.00あたりでしょうか。
「売り」目標は、1円幅もしくはテクニカルサインとなります。
1円幅達成の213.90~214.00近辺もしくは、MACDの「売り」サインあたりでOKでしょう。
RSIに関しては70%以上で推移を続けており、相場の強さを表しています。
この場合、RSIを使った売り判断は難しいと思われます。
③「買い」ポイント
これが一番分かりやすい「買い」です。
RSIとMACDから判断できる「買い」ポイントは212.40~212.60近辺。
「売り」目標は、1円幅もしくはテクニカルサインとなります。
1円幅達成の213.40~213.60近辺もしくは、RSIとMACDの「売り」サインあたりでしょう。
実はこのRSI&MACDの売りサインは、強力なショートサインでもありました。
(1/26 AM2:30現在、③「売り」ポイントから211.90水準まで下落)
ただ残念ながらテクニカル指標に100%はありませんので、ダマシサインも数多く発生します。
その時々の売買判断には、知識とともに経験が必要になりますので、小額資金やデモトレードなどから実践での経験を積みましょう。
一発で大儲けを狙うような発想は、現在の相場地合では到底難しいものと思われます。
ボラリティの大きい現在の相場地合こそ、短期トレーディングでのチャンスが無限にあります。
【重要指標トレード】米雇用統計発表
日本時間2日21:30に発表になった米雇用統計は、10月非農業部門雇用者数が市場予想【+8.5万件】を上回る【+16.6万人】の好結果となり、ドル買い優勢の展開から115.30円台まで上昇する場面がありました。
クロス円通貨も軒並み上昇となりますが、米金融機関のサブプライムローン問題に関する悪材料が流れると再び下落に転じドル売りの展開に。
一時114.50円台まで反落し、114円台後半で金曜日の取引が終了しております。
ユーロ/ドルが導入来最高値の1.4520ドル台をマークするなどドル売りの流れは続いていますので、円安トレンドが顕著になってきたカナダドル/円、豪ドル/円などのクロス円通貨ペアの方が投資妙味がありそうです、
日本時間11/2(金)21:30以降のドル/円チャートより、雇用統計発表後の値動きにおける重要指標トレード戦略を確認しておきましょう。
雇用統計発表前はUSD/JPY=114.70~80円近辺で推移。
↓
①21:30の雇用統計発表に伴い、一気に115.30円台へ上昇します。
チャート上では窓を開けて大きくギャップアップしていますので、注文成立時点では予想外の高値になってしまう可能性が高いです。
ここでの新規買いポジションは無理をせず、いったん見送るべきでしょう。
【ケース①】 逆張りで新規売りポジション
↓
②急落し元の水準114.70円台までわずか10数分あまりで戻ってしまいます。
【ケース②】 売りポジションの買い戻し
もしくは
新規買いポジション
↓
③再上昇し22:00過ぎには再び115.30円台まで上昇。
その後しばらくはもみあいとなりますが、サブプライム絡みの悪材料をきっかけに下落します。
【ケース③】 買いポジションの売り
もしくは
新規売りポジション
↓
④22:52過ぎには元の水準:114.80円割れとなりましたので、今回の雇用統計による為替相場へのインパクトは限定的だったと考えられます。
【ケース④】 売りポジションの買い戻し
乱高下が激しくデイトレードには最適でしたが、一方向に決めつけているとほとんど利益にならず、値動きに翻弄されてしまった方も多かったことでしょう。
ボラリティが高く上級者向きの難しい展開でしたので、無理してトレードする必要ない場面だったかと思います。
ドル/円相場は引き続き114~116円でのレンジ相場が続くと予想します。
株式連動相場でもあり、しばらくは信用収縮リスクに左右される展開でしょうか。
【GBP/JPY】デイトレードに最適なポンド/円
ポンド/円はボラリティが大きいので、デイトレ派が好んで取引する通貨ペアの一つです。
昨日、今日と、ヨーロッパタイムで絶好のデイトレタイムがありましたので、15分足チャート及びMACDで確認してみましょう。
※『MACD』前提
基準線:12
相対線:26
シグナル:9
トレンドフォロー系のテクニカル指標の一つ、「MACD」 のゴールデンクロスで「買い」、デッドクロスで「売り」が綺麗にあらわれているケースです。
昨日は、235円近辺で買い→236円近辺で売り
今日は、236円近辺で買い→237円近辺で売り
共にわずか1円幅ですが、時間的にもロンドン市場の取引時間ですので、分かりやすい動きだけをデイトレードで狙うためには絶好の局面だったといえます。
「MACD」だけで全ての売買判断をすることは危険ですのでおすすめしません。
通貨ペアによっては、パラメータ変更が必要な場合もあります。
代表的なテクニカル指標の使い方をご参考程度として確認していただければ幸いです。

