雇用統計発表前後の値動き比較
先週金曜日の米国雇用統計は弱い結果となり一時的にドル売り優勢となりました。
マイクロソフトによるヤフー買収提案のニュースが株式市場に伝わる中で米国株がしっかりとした値動きに終始し、為替相場もこれ以上の特段のドル売り材料がなく、じりじりと発表前の水準にまで戻して先週の取引終了となりました。
ドル円、ユーロドル、豪ドル円、ポンド円を例にとり、雇用統計発表前後の値動きを5分足チャートから確認してみましょう。
【上:USD/JPY(ドル/円)・5分足チャート】
【下:EUR/USD(ユーロ/ドル)・5分足チャート】

ドル円は結局往ってこいの動きとなりました。
日足チャートでは目先買いサインを示していますので、ここでのドル売り局面では絶好の買い場だったことが伺えます。
ユーロドルに関しては、基本的にドル売り戦略を継続です。
【上:AUD/JPY(豪ドル/円)・5分足チャート】
【下:GBP/JPY(ポンド/円)・日足チャート】

クロス円に関しては、はっきりと明暗が分かれています。
強い豪ドルが絶好の買い場となった局面でしたが、ポンド円は弱いままですので、通貨ペアの選別が問われる地合です。
オセアニア通貨を中心とした戻り局面での買い戦略が中心となりますが、このまま円安で推移し続ける事は厳しいと思われますので、ある程度の値幅が取れた時点では利益確定を優先させるべきでしょう。
【AUD/JPY】MACDとRSIでわかる豪ドル/円の現状は・・・
オーストラリアドル/円の日足チャートをMACDとRSIを使って分析してみますと、現状のトレンドを確認することができます。
クロス円通貨として米ドルの影響を受けますので軟調な推移が続いていましたが、チャートからは短期的な底値を形成しMACDでは「買い」シグナルが発生しています。・・・【チャート内の④参照】
※『MACD』前提
基準線:12、相対線:26、シグナル:9
※『RSI』前提
買われすぎ:70%、売られすぎ:30%、期間:14日
【AUD/JPY(豪ドル/円)・日足チャート w/MACD&RSI】
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①・・・日足チャートのローソク足では高値更新を続けていますが、同じ時のRSIを見ると 二番天井を形成し、お互いのトレンドが相反する動きとなっています。(=逆行現象)
その後のMACDの「売り」シグナルと組み合わせると、絶好の売り局面(新規ショートポジション)と判断することが出来ます。
②・・・RSIが50%を上回って推移すれば、RSIのトレンドが上昇となり更なる円安が期待できます。
③・・・RSIが50%を下回って推移すれば、RSIのトレンドが下降となり円高方向への底値模索が続きます。
④・・・MACDでの直近の「買い」シグナル。
「MACD」と「RSI」を組み合わせることで、単独のテクニカル指標よりも精度良く分析することが可能になります。
なお、MACDはRSIよりもサインが遅れる傾向があります。(パラメータを変更すればこの限りではありません。)
代表的なテクニカル指標の使い方をご参考程度として確認していただければ幸いです。