南アフリカランド円の今後動向に要注意
ここのところ南アフリカランド円が
非常に弱い値動きを続けています。
現在は4年ぶりの低水準に位置しており、
今後のもう一段の下落があった場合は
需給悪化に伴う買いポジションの解消が続き、
更なる下落も想定されます。
中長期的なボックス圏での値動きを続けていましたが、
これまで重要なサポートラインであった
14.00円水準を下回ったことで、
円高方向へのトレンド転換も考えられます。
スワップ金利の高さに着目した多くの個人投資家が
買いポジションで参戦しており、
最悪のシナリオとしては強制ロスカットによる
負の連鎖が起こることでしょうか。
南アフリカランド円の現在の水準について、
日足、週足、月足の時間軸の異なるチャートから
確認してみましょう。
【ZAR/JPY(南アフリカランド/円)・日足チャート w/MACD&RSI】

【ZAR/JPY(南アフリカランド/円)・長期チャート w/MACD&RSI】

現状はドル円、クロス円の通貨ペアにおいて
強弱感が分かれています。
他のクロス円と比べて南アフリカランド円の
下落率が大きくなっていますので、
買いポジションの投資家には含み損を
抱えている方も少なくないでしょう。
南アフリカランド円はスワップ金利狙いの
プレイヤーが多数派であり、
ショートポジションの参加者が
ほとんどいないと考えられます。
またクロスドルのZAR/USDがメジャー通貨ペアでないため、
ZAR/JPYのプレイヤーがほとんどです。
日本株でいうところの新興市場に例えることが出来ますが、
プレイヤーが偏っている場合は需給要因により
反対方向の値動きが加速されやすい特徴がありますので、
既にボックス圏を下回っていることからも
今後の下落には注意をすべきでしょう。
月足チャートからは、12.00円近辺への下落も想定されます。
逆張りリバウンド狙いで新規買いをする場合は、
レバレッジのコントロールには
十分に注意していただくことをお勧めします。
FX投資の基本はトレンドに従った売買であることをお忘れなく。
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2012年1月28日 | コメント/トラックバック(0)|
カテゴリー:FX為替情報
強弱2極化するクロス円
市場の注目の的であります30日(日本時間31日)の
FOMC政策金利発表ですが、概ね利下げを確実視されており、
利下げ幅で意見が分かれています。
0.25もしくは0.5が大方の予想幅ですが、
いずれにせよ大部分市場に織り込まれているとの見方が大半です。
教科書的には米国利下げ=目先の円安要因ですので、
ドル円、クロス円ともに堅調推移が予想されます。
日足チャートからは、多くのクロス円通貨ペアに
MACDの買い転換が見受けられますが、
クロス円通貨ペアの中に強弱感が2極化しているのが
はっきり見てとれますので、
豪ドル/円、NZドル/円、ポンド/円、カナダ/円を例にとり、
現状の日足チャートを確認してみましょう。
【上:AUD/JPY(豪ドル/円)・日足チャート w/MACD】
【下:NZD/JPY(NZドル/円)・日足チャート w/MACD】

クロス円通貨の中で最も堅調なのが豪ドル/円です。
下落トレンド継続中も11月の安値を上回ってしっかりと推移し、
日足チャートのトレンド転換が近い状況です。
ファンダメンタルでも好調な国内経済状況に支えられますため、
先につけた90円前半を底入れとして今後上昇への期待が高まります。
ドル/円次第でもありますが、下値不安は限定的でしょうか。
同じオセアニア通貨として、NZドル/円も11月安値を
上回って推移しています。
豪ドル/円同様、今後の推移には注目です。
【上:GBP/JPY(ポンド/円)・日足チャート w/MACD】
【下:CAD/JPY(カナダ/円)・日足チャート w/MACD】

オセアニア通貨の対極に位置しているのが欧州通貨です。
とりわけポンドが弱く、ポンド/円では11月安値どころか、
未だ8月安値をも下回る状況です。
金融市場の混乱が米国から欧州圏に飛び火しておりますため、
今後ユーロを含めて弱い推移が想定されます。
実態経済への悪影響に関してはまだまだ不透明な要素が多く
積極的に買い持ちしづらいところではないでしょうか。
カナダドルも米国の影響を直接受けやすい通貨でありますため、
現状弱含みで推移しています。
ただし8月安値からは現在回復しておりますため、
まずは11月安値まで戻ることができるのかを
確認したいところです。
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2011年12月29日 | コメント/トラックバック(0)|
カテゴリー:FX為替情報
日本株は長期下落トレンド転換へ
連日悪材料目白押しの日米株式市場ですが、
日本株は下げ止まることなく下落を続けています。
ドル円も105円台に突入し政策待ちの展開です。
米国では緊急利下げも噂されており、
短期的には反発局面も近いでしょう。
日本株と米ドル/円の相関性から見て取れる価格レベル(概算値)です。
【USD/JPY】 【日経平均株価】
122~124 = 18000~18500
120~122 = 17500~18000
118~120 = 17000~17500
116~118 = 16500~17000
114~116 = 16000~16500
112~114 = 15500~16000
110~112 = 15000~15500
108~110 = 14500~15000
106~108 = 14000~14500
104~106 = 13500~14000 ←現在はこのレベル
102~104 = 13000~13500
100~102 = 12500~13000 (100円時:年間騰落率は-10.47%)
98~100 = 12000~12500 (95円時:年間騰落率は-14.95%)
【上:USD/JPY(米ドル/円)・日足チャート】
【下:日経225(日経平均株価)・日足チャート】

日経平均は前場終了時点では一旦上昇を見せますが、
昼休み中のアジア株が軒並み大幅下落している事から
後場寄りは売り気配スタート。
これまでの相場下落過程で発生している信用取引の
追証強制決済と思われる下げや
13000円台のノックインプライス狙いの225先物売りが
断続的に続く中、日経平均:13500円を割り込む寸前まで
下落する局面がありました。
米国インテル株が時間外取引で急落していることもあり、
日経平均採用の値がさハイテク株にも
終日大幅下落が目立つ展開。
業績好調で時価総額上位を誇る任天堂(7974.大証)が
大引けでストップ安となるなど、
日本株の弱さを象徴するインパクトの大きい一日でした。
2008年の立会日はわずか8日間ながら、
すでに▲11.8%もの下落となっています。
短期的にはいつリバウンドがあっても不思議では
ありませんので、引き続き外部要因次第の
相場環境が続きそうです。
【日経225(日経平均株価)・月足チャート】

日本株を月足チャートで確認すると、
2003年の大底7603円からの長期上昇トレンドが終了したことを示す
移動平均線(9か月&24か月)のデッドクロスが発生しています。
テクニカルの有名な「売り」サインですが、
実際のトレンドからは遅れて発生する傾向がありますので、
すでに下落トレンドに転換していることを示しています。
現状では13000円台に節目らしいものがないため、
下落トレンドを継続している限りは12000円前後まで
下値を想定しておく必要があります。
この場合のドル円は100円割れ水準になりますので、
レバレッジの管理には十分に注意していただきたいと思います。
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2011年12月16日 | コメント/トラックバック(0)|
弱い欧州ポンド・ユーロ現状と見通し
先週末、東京で開催されたG7(7カ国財務相・中央銀行総裁会議)では
為替に関する主だった議論もなく終了。
事前の想定内として失望売りにつながる事もありませんでした。
昨今欧州圏の景気低迷が米国より長引く見通しとの
指摘が相次いでいる中、G7終了後のECB総裁会見でも
欧州経済の下方リスクについて改めて言明されています。
G7声明でも、米国経済のさらなる減速に伴う
世界経済の成長鈍化見通しおよび、
世界金融市場の混乱終結目途が全く立たないとの
認識が示されました。
GDP成長率の鈍化見通しなど欧州圏経済指標に悪化するものが
目立ちはじめておりますので、相対的な弱さが顕著に
なっているポンド、ユーロの値動きを確認しておきましょう。
【GBP/JPY(ポンド/円)・日足チャート w/MACD&RSI】

ポンド円の弱さは継続中。
この局面の基本戦略としては、
戻り売り対処でOKでしょう。
【EUR/JPY(ユーロ/円)・日足チャート w/MACD&RSI】

ユーロ円も円高トレンドを継続中です。
ロング(買い)でのエントリーは短期戦でしょうか。
【EUR/USD(ユーロ/米ドル)・日足チャート w/MACD&RSI】

米ドルとの比較においては、
現状ボックス圏での値動き(1.43~1.49)の延長上に位置。
直近ではドルよりもユーロの方が弱い状況です。
【EUR/GBP(ユーロ/ポンド)・日足チャート w/MACD&RSI】

ユーロ/ポンドではトレンドが明確です。
本通貨ペアで見ると、
ユーロ買いのポンド売りが鮮明となっています。
ただしテクニカル指標MACDとRSIから示唆されるところでは、
トレンド転換する可能性もあります。
中長期的には、今後のユーロの弱さを物語っているのでしょうか。
国内でも、日本経済のリセッション(景気後退)入りについて
いろいろと意見が出始めております。
(既に景気後退している印象もありますが)
サブプライムの次の震源地として日本を上げる意見の中で
数千億規模の追加損失なども噂されており、
国内の輸出産業のみならず金融業界、不動産業界における
悪材料はこれから顕在化してくることが予想されます。
市場がリスク回避志向を強めておりますので、
株価も不安定な値動きが続いております。
2008年内のドル円=90円説も出ていますので、
ここから数カ月はより慎重な投資行動をとりたいものです。
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2011年11月12日 | コメント/トラックバック(0)|
円高トレンドの歴史判断
2007年後半からの流れを引き継ぎ、
2008年に入っても急激な円高局面に突入しています。
本日カナダ中銀の0.5%利下げが発表され、
世界経済の減速懸念がさらに強まっています。
今更ながら米国内の経済情勢に不透明感が漂うとの
後付け解説がされてはいますが、
このような局面でこそ冷静な判断が求められます。
ドル円は歴史的な水準近くにまで円高になってきました。
前回まではドル円の105~106円水準が底堅いことを
継続的にお伝えしていましたが、
これを突破してしまった現在における円高局面では、
反対に105~106円を戻り高値(強力なレジスタンス)として
想定しておく必要があります。
買い方は一旦ロスカットすることも必要でしょう。
ただし、100円台前半(特に101円台)が歴史的には
大きな節目でありますため、今一度冷静に分析しておきましょう。
【ドル円・月足チャート 1971~2007年】

1990年以降のドル円の推移は概ね、
±10~15%の変動幅に収束されています。
2008年は年初から円高が続き、
すでに9%近い円高になっています。
100円レベルに円高となった場合、
前年終値に対する騰落率は-10.47%、
-15%レベルで95円になることを
以前の記事でお伝えしています。
すなわち、変動幅:±10~15%から推測される
2008年の円高目処は、95~100円が
ひとつの目安になります。
ここは短期的には、新規買いを考えたい局面でしょう。
【ドル円・年間変動幅】(2007年まで)

以前の記事の中でドル円の上値の重さを
MACDとRSIを使ってお伝えしていました。
106円前後でのサポート期待は見事に裏切られ、
買い方のストップロスを巻き込みながら
一段の円高に推移しています。
あれから10日足らずで約5円もの円高。
現状では円高への勢いが圧倒していることを
改めて思い知らされます。
【USD/JPY(米ドル/円)・日足チャート w/MACD&RSI】

クロス円通貨ペアも同様の動きです。
通貨ペアによっては、
すでに売りシグナルが出ているものも多くなっていますので、
現状を踏まえた冷静な対処が必要です。
ただし反発局面での戻りも大きくなることが予想されますので、
個々人のリスク管理能力が問われる為替相場地合になっています。
為替相場以上に株式市場で予想される再暴落も懸念されます。
今後の動向には引き続き注意が必要です。
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2011年11月5日 | コメント/トラックバック(0)|
